2020月10月、起業家・インフルエンサー・YouTuberとして活躍していた竹花貴騎氏が経歴詐欺疑惑で大炎上した際に拠点先として話題となったドバイ。また、2023年6月、国際手配されながらドバイで暮らしていた元参院議員のガーシーこと東谷義和さんが急遽帰国し、逮捕されたことでドバイという名を知った人もいるだろう。
ドバイに住む有名日本人は複数いて、ガーシー氏の親友で大手ウェブサービス「FC2」の創業者である高橋理洋さんもガーシ―氏と同じく国際指名手配されており、帰国できないためドバイをはじめとする世界数カ所に自宅を保有。そんな拘束逃れのドバイ在住者もいれば、教育移住や仕事の都合でドバイに住む有名日本人も数多くいる。
そんなドバイの基本情報とドバイに移住している有名日本人3人を紹介する。
ドバイの基本情報
正式名称は、ドバイ首長国。
ドバイは、アラブ首長国連邦(UAE)を構成する7つの首長国のひとつであり、国といっても独立国家ではない。
ドバイは、中東のアラビア半島の突き出た部分。
国土は3,885平方メートルで、埼玉県と同程度の面積。
しかし、ドバイはそのほとんどが砂漠であり、市街地エリアは更に小さく1/10程度しかないといわれている。
人口は約347万人(2021年)
首都はドバイ市、言語はアラビア語、英語。
ドバイの人口はここ12年で倍増し、UAE全体の1/3を占めている。
ドバイ統計センターの公表しているデータによると、UAE国民が約28万人に対して外国人が約320万人居住しているそう。
ドバイは1960年代までは砂漠と貧しい漁村として、アラビア湾でとれる真珠を売りながら最低限の生活をしていた。
その後1966年にドバイ沖で石油が発見されるが、ドバイの石油埋蔵量は少なく、当時の首長は将来の枯渇を想定して、石油から得られた収益を元手にインフラ整備をすすめた。
特に、空の交通、海の交通、自由貿易地域を整備したことが現在のドバイ発展の礎として大きな影響を与えたといわれている。
石油があることに甘んじることなく、インフラ整備を通じてビジネス環境や観光資源を整えてきた結果、世界中から企業や人材を惹きつける魅力ある場所になったと考えられる。
日本とドバイの距離は約7,787km。日本からドバイまでは、関西空港や羽田空港、成田空港からエミレーツ航空や日本航空などが就航しており、直行便で11時間ほどで行ける。
ドバイにはお金持ちが集まる?
ドバイと言われると、どんなイメージを持つだろうか?多くの人がゴージャスな建物や、オシャレな空間をイメージするだろう。
そのイメージ通りドバイは日本では見ることのない建物や観光地がたくさんある。
そう。世界中から金持ちが移住する理由は、ドバイという都市が世界有数の「タックスヘイブン」だから。
「タックスヘイブン」というのは、法人税や源泉徴収税、相続税等の租税がゼロか、もしくは限りなくゼロに近い国や地域を指す。
そのため、世界中の有名企業やお金持ちがドバイに移住するのだ。また、教育面では国公立であれば大学まで無償で通えるため、お子さんがいらっしゃる家庭にも最適な移住先といえるだろう。
また、節税だけでなく、VISAが取得しやすいのも海外移住する際のメリットといえる。
ドバイについてはこちらで詳しく解説。
ドバイにはどんな有名人が住んでいる?
ドバイに住む有名人3人をそれぞれ紹介。
与沢翼(よざわ つばさ)2016年ドバイ移住
1人目は与沢翼さん。2010年9月に10万円でアフィリエイト会社「株式会社Rajuri」を立ち上げ、わずか半年間で7億円を稼ぎ出し、「秒速で1億円稼ぐ男」として注目された。しかし、2014年4月、経営する会社「Free Agent Style Holdings」の破産宣言を発表。だが一方で、破産宣言で注目度が上がり、公式ブログのアクセス数が急上昇。与沢氏のブログは当時アメーバブログのアクセス数の総合1位。2016年7月にモデルの相原麻美さんと結婚し、1男2女の父親でもある。
MARIA(モデル)2022年ドバイ移住
2人目はモデルのMARIAさん。以下プロフィール。
1983年2月1日生まれ、神奈川県横浜市出身。14歳のときスカウトされたことをきっかけにモデルデビュー。人気モデルとして数々の雑誌に出演するかたわら、自身のブランドを立ち上げるなど実業家としても活躍している。また、私生活では4度の結婚、3男1女の出産・育児を経験。
MARIAさんがドバイに移住を決めた大きな理由は、ドバイの教育水準の高さとインタビューで話している。いろんな国の文化に触れさせて視野を広く持ってほしいとの思いから移住を決めたそうだ。お子さんが通っている幼稚園では英語で授業をして、週に3回はアラビア語の授業も。UAEでは4歳からアラビア語の習得が法律で定められているそうだ。お子さんは日本語も話せるそうで、自然とトリリンガルに近づいていると答えていた。
竹花貴騎(たけはな たかき)
3人目は起業家・インフルエンサー・YouTuberとして活躍中の竹花貴騎。竹花氏の公式SNSの総フォロワー数は約90万人。2020年に経歴詐称疑惑などで大炎上した事件で知った方も多いだろう。現在和解しており、竹花氏は家族と共にドバイに拠点を移している。彼が代表を務める株式会社MDSは、ビジネス系オンラインスクールの運営や、映像制作、システム開発など様々なサービスを提供している。
日本にいたらダメなの?
日本が1番!と思っている日本人は多いだろう。日本は安全と思いやすいが、本当にそうだろうか?

これは現在の日本の状況をまとめたもの。
この状況をみて本当に日本は安全で未来の明るい国と言えるだろうか?さらに以下を紹介。

これは日本の超少子高齢化を表している絵。2012年までは3人の若者で高齢者1人を支えていた。しかし、2050年には若者1人で高齢者1人を支えないといけない。
自分自身はもちろん、家族も守らなくてはいけないのに、さらに高齢者1人を支えるなどできるだろうか?
先に気付いている資産家・経営者たちは海外に移住しているパターンが多い。しかし、簡単には日本を離れることはできないだろう。
これからどんどん日本経済は厳しいものになっていくが、そんな中で生き抜いていくためには何が必要なのか?その答えは3人目に紹介した、竹花氏が教えてくれている。
今の状況を変えるには当たり前に何かを変えなくてはいけない。そして学ばないといけない。
しかし何を学べばいいのか?と不安になった人もいるだろう。そんな人にオススメのものを紹介。

竹花氏が運営している、社会人のためのビジネス系オンラインスクール【UR-U(ユアユニ)】。
日本国内最大級の会員数を誇るオンラインスクール。ただ学ぶだけではなく、卒業課題を提出し、単位がもらえ、必要な単位数を獲得すると卒業でき、その後は奨学生として無料で学べるのだ。
無料の入学期もあるので、ぜひ一緒に学ぼう!