【髪は女の命】
髪は古来から現代の女性たちが考えている以上に大切なものとして扱われていたもの。
特に最近ではトリートメント専門の美容室や、癖毛に特化した美容室、などひと口に美容室といっても様々な美容室がある。この記事では、お金をかけなくとも今から誰でもすぐにできるヘアケア法、髪にとってNGな行動を紹介する。

この記事は美容大好き💕30代アラサー女がヘアケア専門美容室に1年通って得た知識、自宅でできるちょっとしたコツを紹介。
1年のうち353回は自分でヘアケアしないといけない
いくつになっても女性は美しくいたいもの。肌やたるみ等顔のコンプレックスはメイクや美容医療で改善可能だが、ヘアケアはそうはいかない。
月に1回美容室に行っても、年に12回。1年365日のうち353回は自身でヘアケアを行わないといけない。
シャンプーやトリートメント等にこだわり、美容室専売品のヘアケア用品や高価なヘアケア用品は経済的にもなかなか継続して使い続けることは難しい。
また、シャンプーもカラーが落ちないタイプや、洗浄力の高いもの、痒みやフケのような頭皮トラブル用など、種類は様々ある。
ネットで口コミが良い商品でも、自分の髪質に合うか分からないし、香りも好みが分かれる。
使用してみないと自分に合うか分からないので、高価なものだと手は出しにくいのも悩みどころ。
世の女性の7割以上が髪に悩みをもっている
年代により悩みは違えど、どの年代でも女性の7割以上が髪の悩みを抱えていた。

20〜40代、年代別髪の悩みトップ5

なんと各年代のトップ3の悩みはほぼ同じ。幅広い世代がパサつき・乾燥、うねり・癖毛に悩んでいるという結果に。
シャンプーはそのまま!自宅でできるシャンプーのポイント
今使っているシャンプーはそのままで誰でも出来るシャンプーの方法を紹介。
①髪を濡らす前にブラッシング
髪を濡らす前に、目の荒いブラシや櫛で髪のもつれや、ホコリ、汚れを取り除く。
他にも頭皮に刺激を与えることにより血行を促すことができる。
②シャンプー前の余洗いで汚れの大部分を落とす
シャンプー前にしっかり濡らすこと。これにより、髪に付着している大部分の汚れが落とせる。
余洗いの目安は3分。髪の毛よりも、頭皮をしっかり濡らすことが重要。
またお湯の温度も大切。人肌程度の温度が理想で、どんなに高くても40°を超えない温度にしよう。
高温で髪を濡らすと、髪が火傷している状態になるためダメージが進む。
③シャンプーをつける際は手のひらで充分に泡立ててから
シャンプー剤を直接そのまま髪の毛や頭皮につけると、刺激が強すぎたり、髪同士で摩擦が起きてダメージの原因に。
洗顔と同じように、髪は泡で洗う。たっぷりと泡立ててから髪の毛につけよう。
④ゴシゴシと洗わない!髪は泡で、頭皮は優しく揉み込む
シャンプーの目的は、頭皮を綺麗にすること。
指の腹の部分を使って優しく頭皮を揉み込むように洗おう。マッサージするように洗うと毛穴の汚れがしっかりと落ち、綺麗な髪の毛が生えてくる。
⑤洗い流す時は髪の毛の流れに逆らうように
しっかりと泡を使って髪と頭皮を洗えたら、すすぎに入るが、ここでは髪の毛の流れに逆らうようにすすぐ。
可能であれば下を向き、後頭部から頭頂部に向かって、洗い残しがないように洗い流そう。
洗い残しは、髪の傷みや頭皮トラブルに繋がるため、髪や頭皮にヌルつきが無くなるまで丁寧すすごう。
サラサラにするトリートメント法
シャンプーでしっかり汚れが落とせたら、今度はトリートメントでダメージケアをしよう。
これも手持ちのもので出来る方法。
①トリートメントは毛先メインでOK
シャンプー後、軽く水気を切ってからトリートメントをつけよう。
ダメージを受けやすい毛先中心につけること。頭皮に付くと、せっかく落ちた汚れが毛穴を塞ぎ、炎症を起こす原因になる。
ここで目の荒いブラシや櫛を使うことでトリートメントが全体に満遍なく行き渡るのでオススメ。
②トリートメントは時間を置いたり、蒸しタオルを使うと効果は最大限に!
トリートメントはすぐに流さずに、3分程時間を置き馴染ませそう。
蒸しタオルやヘアキャップを使うと、トリートメント効果を最大限に!
その後はヌルつきがなくなるまで、しっかりとすすごう。
お風呂上がりのヘアケア方法
夏の暑い時期や、冬の寒い日はお風呂後のドライヤーは億劫だが、髪の毛はとてもデリケート。濡れた髪を放置することは絶対にNG。すぐに乾かすことは基本中の基本!
①お風呂上がりは素早くタオルドライで水分を拭き取る
洗髪後は、素早くタオルドライをしよう。頭皮から髪の毛に向かって優しく髪の毛の水分を拭き取ろう。
ゴシゴシと摩擦を起こさず、指の腹を使い優しく揉み込むように。
②まずは髪の根元から
風量の多い強温風で、乾きにくい根元から乾かし、その後は髪の毛に向かって順に乾かしていく。この時のポイントは、ドライヤーは髪から10cm以上離し、同じ箇所に風が当たらないようにドライヤーのヘッドを振りながら風を当てる事。
そして風の向きは髪の毛の流れに沿うそうに、上から下に向かって当てる。下から風を当てるとキューティクルが広がり、渇かした後の髪はパサパサに広がってしまうり
髪の毛が長い人や、毛量が多い方は2段にブロッキングして乾かす事もオススメ。
③髪全体が渇く際は冷風で仕上げ
髪全体が渇き終わりに近づいてきたら、温風から冷風に切り替えて仕上げよう。この時も髪の毛に沿うように風を当てると、艶感のある髪の毛に仕上がる。
髪が傷むNG行動
丁寧にケアしたいけど、仕事や家事、育児でそんな時間毎日はとれない!という方は多いだろう。そんな方には、傷みの原因となる行動をやめるだけでも効果あり。
ブラッシングは一気にとかしてはダメ!
根元から一気にとかすブラッシングは髪を傷める原因に。まずは毛先からとかし、髪の中盤から、最後に髪の根元から毛先に向かってとかしていく。
無理に絡まりをとろうとすると、キューティクルは剥がれ、枝毛や切れ毛になってしまう。
ヘアアイロンは温度を守る
カールアイロンやストレートアイロンを使用している人は多いだろう。しっかり巻きたいから、といって高温に設定すると髪は水分を奪われ火傷した状態になる。温度は高くても140°まで。
紫外線の浴びっぱなし
肌と同じで、紫外線は髪にも大ダメージを与えてしまう。日焼け止め効果のあるヘア用品や、日傘を使う等髪も紫外線から守ろう。
いかがでしたか?以上が【今すぐできる】ヘアケア方法でした。上記のポイントも大切だが、身体は食べた物でできている為、バランスの良い食事や規則正しい生活習慣、ストレスを溜めないなども大切。
髪の毛が綺麗なだけで95%の人が実年齢より若く見える、という調査がある。年齢を重ねるほど【顔より髪が大事】、【髪が綺麗だと-5歳若く見える】と話す美容評論家もいるほど。ツヤがあり、サラサラした髪を手に入れるために日々のちょっとしたポイントを意識しよう。