2024年11月時点でのInstagramの日本国内数は6,600万以上。
人気SNSのユーザー数ランキングでは、
1位 LINE 9,600万人
2位 YouTube 7,120万人
3位 X(旧Twitter) 6,650万人
となっている。
TikTokは、第5位で 2,700万人とInstagramと大きな差がある。
今やインスタグラムで集客は当たり前の時代。この記事では、インスタ集客に成功した事例を紹介。
インスタグラムとは?
インスタグラムとは、メタ社によって作られた画像を投稿するSNSとして2010年にリリースされた【好きと欲しいを作り出す】プラットフォーム。
日本の利用者は、ハッシュタグやショッピングタグの活用、ストーリーズの視聴が他国より多いのが特徴。
国内のアクティブアカウントについて、これまで明言は避けられていたが、2019年に3,300万人、2023年6,600万人と4年の間で倍以上に広がっている。
総務省の調査によると、年代別の利用率は以下の通り。
10代・20代の7割以上が利用しているメディアとなっている。

動画プラットフォーム別の国内の動画視聴時間で、Instagramリールは2位。
特徴的なのは、動画再生中の広告への反応で、他の動画プラットフォームでは視聴者の60%が不満をもつ一方、Instagramの動画広告は60%のユーザーが【気にしない・楽しんでいる】と答えている。
Instagramで集客するメリットとは?
この記事を読んでいるあなたは、【Instagramでの集客】を考えているだろう。
しかし、そもそもInstagramで集客するメリットとは何があるのか?
1.可視性が高い
インスタグラムは、ビジュアルコンテンツが主体であり、写真や動画が直感的に伝わるため他のSNSよりも情報を素早く伝えることができる。
また、フォロワーがスクロールする際に目に止まりやすいため、ブランドや商品の認知度を高めることができる。
2.ターゲット層にリーチしやすい
インスタグラムはユーザーの趣味や関心に基づいたターゲティング広告が可能であり、特定のターゲット層に効果的にアプローチできる。
ハッシュタグや地理的なターゲティングなど、細かいセグメンテーションが可能なため、効果的な広告展開ができる。
3.エンゲージメントが高い
インスタグラムは、いいねやコメント、シェアなどのインタラクションが活発であり、フォロワーとのコミュニケーションを促進する。
ユーザーがコンテンツに参加しやすい環境であるため、ブランドとの関係性を強化しやすく、忠誠度を高めることができる。
4.コンテンツの多様性
インスタグラムでは、写真や動画だけでなく、ストーリーズやライブ配信など様々な形式のコンテンツを投稿することができる。
ユーザーに対して、多角的な情報提供が可能であり、興味をひくコンテンツを幅広く展開することができる。
5.インフルエンサーとのコラボレーション
インスタグラムは、インフルエンサーマーケティングに適したプラットフォームで、有名人や専門家とのコラボレーションがしやすい。
インフルエンサーのフォロワーに対して直接アプローチができるため、信頼度の高いプロモーションが可能で、新たな顧客を獲得するチャンスを広げることができる。
インスタ集客に成功した事例
ここでインスタ集客に成功した事例をタイプ別に紹介。
ドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」
ミスタードーナツのインスタグラムのアカウントで参考になるのが、投稿写真で日常感を演出している点。
商品であるドーナツの写真を掲載するのではなく、「午後のティータイムの一コマ」「ピクニックでの一コマ」など、日常感を演出した写真で投稿している。
商品の紹介だけではなく、「こんなシチュエーションにおすすめ!」と、商品を食べるシチュエーションを提示することで、ユーザーの購買意欲を促している。
また、投稿写真にあえて人の手を入れることで、温かい印象を与えている点にも注目。
「シチュエーションの提示」と「温かみの演出」により、よりユーザーに親しみやすいアカウントとなっている。ぜひ自店舗のアカウントでも、参考にしたいポイント。
ハンバーガーチェーン店「フレッシュネスバーガー」
フレッシュネスバーガーは、インスタグラムの動画コンテンツ「リール」を上手く活用している。
ストーリー形式のリールを展開したり、ハンバーガーができる様子をコマ撮りにして投稿したりするなど、思わずユーザーが最後まで見たくなるリールを投稿している。
特にストーリー形式のリールでは、フレッシュネスバーガーのコンセプトである「大人がくつろげるバーガーカフェ」をテーマとした、大人の男女向けのストーリーを展開。
「恋人や夫婦の仲直りのきっかけに」「仕事の休憩時間の一コマに」など、コンセプトが明確のため、よりユーザーがストーリーに共感できるようになっている。
写真だけではなく、フレッシュネスバーガーのように「リール」も上手く活用することで、魅力的なアカウントへと成長するだろう。
和食メイン外食チェーン店「大戸屋ごはん処」
大戸屋ごはん処のインスタグラムで参考にしたいのが、調理や素材のこだわりを投稿でしっかりとアピールしている点。
例えば、和食には欠かせない「味噌汁」の場合は、味噌の産地や原材料の他、季節に合わせて日本各地の味噌から厳選していることなど、しっかりとこだわりをアピールしている。
「調理や素材にとことんこだわっている」という大戸屋ごはん処のコンセプトを、インスタグラム上で魅力的に伝えている。
大戸屋ごはん処のインスタグラムのように、自社のブランディングの一環としてインスタグラムを活用するのも、有効な運用方法の1つ。
国際的チョコレートメーカー「ゴディバ(godiva_japan)」
ゴディバのインスタグラムアカウントは、とにかくアカウント全体がカラフルで、かわいいらしさを全面に出したコンテンツが特徴。
黒色や茶色がメインのチョコレートは、どうしても色合いという点では地味になりがちです。そのためチョコレートだけの写真を投稿しても、華やかさに欠ける可能性がある。
一方、ゴディバのインスタグラムアカウントは、メインターゲットである女性が思わず「カワイイ!」と言いたくなるような、カラフルでかわいらしい写真で統一。
高級チョコレートであるゴディバを、あえて高級感を全面に出すことなく、インスタグラムのユーザー層を考慮して、カラフルな世界観で統一している。
自社の商品とインスタグラムの特性をよく研究した、参考にしたいアカウントの1つ。
オススメ業者
【自社のアカウントには運用ツールが必要】と判断した場合は、自社に合った適切なツールを選択しよう。さまざまなツールが提供されているが、リスクの低い安全なツールを選ぶことが大切。
危険なツールを使うと、ユーザーに不信感を与えたり、利用制限をかけられて改善しない場合最終的に凍結されたりするリスクが高まるから注意しよう。
株式会社MDSは、起業家やインスタグラマーとしても有名な竹花貴騎氏の会社。